2024年6月下旬、2匹のかわいい兄弟猫が家猫修行のために我が家にやってきました。
今日から一時預かりの始まりです。
今日から一時預かりの始まりです。
「一体何が起きたんだろう…ママはどこ?」
隣接市のTNRの現場(捕獲するために新しく餌付けを始めた餌場)に、お母さん猫が連れて来ていた子猫ちゃんで、お母さん猫は捕獲して避妊手術を行ってリリースしましたが、この子達はまだ手術の出来ない月齢で栄養状態もあまり良くなかったため、保護して里親探しをすることになったという経緯でした。

最初はお決まりのトイレ内に籠城

ちょうどパリオリンピックの直前で、イケメンアスリートにあやかって「ランちゃん」「ユウキくん」という呼び名をつけました。2匹はまだ生後2か月半くらいだったので、日本が金メダルを獲得するころには人馴れもバッチリできて里親さんも決まっているだろう
なんて気楽に思っていました。

「ニンゲンには絶対に気を許してはだめよ!」という野良猫母さんの教えをしっかりと守っているのか、2匹はなかなか心を開いてくれません。特に超怖がりユウキからは「シャーッ!!ペッ!!」という脅しと強力猫パンチが毎日炸裂してきました。んん~この感じは…実は生後3ヶ月だったのかな?


ハンモックに乗る余裕が出来た
ところが、ところが・・・


(これは捕獲前の餌付け中の風景)

「ほら、見て!あれが怖~いニンゲンってヤツよ」
「わかった!ママ!憶えておくね!」
家猫修行の長期戦を覚悟した私は「昼間どんなに忙しくて2匹にかかわる時間が少なかったとしても夜中から朝にかけては絶対に同じ空間で過ごそう」と決めて、寝室に猫脱走防止ドアを取り付け、大きなケージと化した部屋で子猫2匹とニンゲン一人の生活を始めました。
すると間もなく、それほどニンゲンが怖くなかったランちゃんの方は、朝方に私の目が覚めるとすぐにそれを察知して近くへ寄って来るようになり、ここぞとばかりにナデナデしていたらすっかり慣れてくれました。頭がよくて学習能力が高く、キャリーの中でごはんやオヤツを食べさせるようにすると、すぐに覚えて先回りしてキャリーの中で待っているようになりました。そして生後半年くらいで無事に去勢手術を終えることができました。
2匹はとっても仲良しで、1日中いっしょに遊び、いっしょに寝ています。
ユウキの家猫修行はまだまだ続くと思われますが、そう遠くない将来には、すっかり人馴れしてくれるものと信じています。初めてママと離れ離れになって、不安な面持ちでカチンコチンに固まっていたのが昨日の様に思えますが、今ではすっかり飼い猫生活をエンジョイしているこの2匹に、ずっとのおうちを見つけて絶対に幸せにしてあげたいです。皆様、どうぞよろしくお願いします。(どちらか1匹ずつでもOK!です
)

僕、怖がりのユウキです
僕はナレナレ
のランだよ~

・ラン 白サバトラ(黒っぽいサバ/鼻下に模様有)♂ 体重4.5㎏くらい 健康状態は良好(猫エイズ・猫白血病ウイルス検査陰性/ワクチン接種2回/去勢手術済み)マイクロチップ挿入済み
・ユウキ 白サバ(グレーっぽいサバ)♂ 体重4㎏くらい 健康状態は良好(猫エイズ・猫白血病ウイルス検査陰性/ワクチン接種2回/去勢手術済み)マイクロチップ挿入済み